【首】衝撃 北野武 戦国時代 初日鑑賞 頸部解剖
昔一時京都に少しだけ住んだ事がある。。。
非常事態での上京であった。。。
若さ故の行動である。。。
そんな在京の滞在先二階でとんでもないほどリアルな夢を観た。。。
燃え上がる天守で籠城中の自分は大名でも何でもなく只の守備兵で小槍を持ち
ただただ小心な一兵卒であった・・・
「ガシャガシャ」
と具足の音が聞こえてくる。。。
「死」
を覚悟はしていたが取り敢えず隠れたのだ。
「ガシャガシャ」
と音を立て階段を登って来る敵兵。。。
そんな時でも好奇心は止まらぬ
「夢」
の中の主人公なる私しはそっと覗いて観た。
それはそれは逞しい髭が印象的な敵の大将はそれはそれはリアルで目をギラつかせての登場である。。。
燃え盛る炎に硝煙のリアルさはまるで黒沢明監督の「乱」を鑑賞しているようだった。。。
「乱」の落城シーンは壮絶だ。
間も無くその隠れ小部屋も発見されその夢から覚めたのである。。。
「死んだなきっと」。
夢は過去世の体験だったのかもしれない。。。
過去世の記憶は夢や図書館の本やイメージビデオや旅番組などで強烈な印象を現世の自分に投げかて来る事があるが私しなどは如何しても
「安土桃山」時代
に強く惹かれるのであります。。。
「茶道」「日本料理」「陶芸」
など過去世の影響そう戦国時代の記憶がその興味を強く引くのである。。。
北野武監督作品を映画館で観た事はありません。。。
ましてや初日の鑑賞など考えた事も有りませんが
今回は初日の長野グランドシネマズで北野武監督
「首」
の鑑賞をインターネット予約で二日前に決めたのは
過去世の影響であると思います・・・
長野グランドシネマズの映画チケットは二日前から予約が出来ます。
2023年11月23日の勤労感謝の日に初日の同映画。。。二日前の21日、そう20日の深夜、日付けが変わった0時半に予約サイトに飛んだが何と!
3人目の予約であった。。。
上には上が居るものだ。。。しかしながら先の2名は最前列と左端。先鋒者はまだまだ甘い。(自分的に)
自身はド真ん中の「G-11」をゲットした。
最前列では「首」が疲れてしまう。端っこはトイレに頻繁にいくのであれば有用だが、左端ではどこか「首」が右向きになってしまい疲れそうである。。。
通はやはり「F-11」か「G-11」そして一人での鑑賞が良いのだ。
さてここまで好き勝手に書き連ねましたが映画自体まだ鑑賞前です。現在22日の夕方であります。
まだ観てない。ですので映画そのもの感想を書く事は今は出来ません。先行上映会は都内であった様子でその
グロさはスゴいらしくて映画タイトル通り
「首」がバンバン跳ね飛ぶらしいです。
その断面までもが血飛沫を上げると言う。。。
ちょっとした「ネタバレ」だが観る者を選ぶと言うことであろうが北野武特有のユーモアセンスも存分に散りばめられていることであろうと推測する。。。
なので「復活按摩堂」的にはこじ付けまして頸部の筋肉の名称など解剖学的にまとめました。
筋肉の名称など興味のない方は飛ばして頂きまして後半の映画感想にどうぞ。。。
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頸部の筋肉
~頚部の筋~
①浅頸筋~広頚筋~人体最大の皮筋~
②側頸筋~胸鎖乳突筋~副神経~頸神経叢の枝
起始:胸骨柄~鎖骨の内側
停止:乳様突起
作用:一側収縮で顔面を反対の斜め上方の向ける
③前頸筋~舌骨上筋~顎二腹筋、顎舌骨筋、茎突舌骨筋、オトガイ舌骨筋
舌骨下筋~肩甲舌骨筋、胸骨舌骨筋、胸骨甲状筋、甲状舌骨筋~
下顎神経、顔面神経の支配
④広頚筋~斜角筋(前、中、後)
起始:頸椎横突起
停止:第一肋骨~(前、中)
第二肋骨~(後)
作用:肋骨を引き上げる
支配神経~頸神経叢の枝
※斜角筋隙~前斜角筋、中斜角筋、第一肋骨
腕神経叢、鎖骨下動脈が通る
※頚部の三角~
●前頸三角:
①顎下三角~顔面動脈、顎下腺
②頸動脈三角~化学受容器、圧受容器~顎二腹筋、肩甲舌骨筋、胸鎖乳突筋
③筋三角~胸鎖乳突筋~正中線~肩甲舌骨筋上腹(甲状軟骨、輪状軟骨、気管)
④オトガイ下三角~舌骨体~顎二腹筋前腹~オトガイ下リンパ節~無対
●後頸三角~胸鎖乳突筋、鎖骨、僧帽筋(鎖骨下動脈、腕神経叢、副神経)
①外側頸三角~胸鎖乳突筋~僧帽筋~肩甲舌骨筋下腹
②肩甲鎖骨三角~胸鎖乳突筋~鎖骨~肩甲舌骨筋下腹
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映画感想
北野武監督映画を映画館で鑑賞するのは初です。
客席はほぼ埋まっている様に見えた。
学校での勉強は興味のある事しか記憶に有りません。
社会科授業の安土・桃山時代の意味が当時の私しには良く理解出来なかったのだが、
これは織田信長〜豊臣秀吉の生きていた時代と言う事でしょう。教科書的にそう言う事でしょう。
戦国時代と安土・桃山時代の区別がなんだか分からぬ
田舎の高校生であったのが自分です。
が、しかし、、、当時の教員がこう言った。「衆道」と言う文化があったのだと言う。
これは男性同士の恋愛感情なのかもしれない。
「道」
とついている以上なにか精神性が伴っているに違いない。。。
その辺の話しはNHK大河などで表現する事はない。が、文化的にあったのは事実であり江戸時代に入り戰もなく平和な三代将軍家光も「衆道」に大変に興味があったと聞く。
さて今回の「首」という映画のおもな合戦やセレモニーなど表現されて居る場面の記憶を辿ってみよう。
メインは「本能寺の変」であるが「長篠の合戦」では武田の騎馬隊も表現されていますしその後の「安土城での饗応」「馬揃え」「備中高松の水攻め・兵糧攻め」「中国大返し」「本能寺の変」「山崎の合戦」そんな流れで本編は進みます。史実の流れです。
加瀬亮信長
実は加瀬亮という俳優は認識していませんでした。知らなかったのです。予告編の信長演じる加瀬亮さんの岐阜弁でしょうか?その演技に魅了されての北野映画初日鑑賞と言っても過言では御座いません。。。
何かの大河でその昔渡哲也さん演じる信長を20点とするならば100点満点の信長と言っても過言ではありません。。。
衆道表現も含めて本能寺の変での表情もです。
「馬揃え」の演技表情も素晴らしかったです。
加瀬亮さんのファンになりました。
故に「本能寺の変」後はやや退屈致しました。。。
加瀬亮信長を観たかったのかもしれません。
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G−11の悲劇
エンドロールを見てふと思う。。。
按摩指導「復活按摩堂」
なんてテロップされたらスゴいなあ〜などと妄想しておりましたらうっすらと照明が点き始め気早の方々は一斉に出口に向かうそんな瞬間!!!!!
F-11のお客さんが突如とその大きな顔を向けて私しに凄んだ。。。
映画館で前列の人間がいきなり振り向くとどうなるかと云うと、シートに身体が隠れているので正に「首」だけが私しを睨んでいるようなものである。。。
いいお歳のようだがキャップをかぶって凄んでくる・・・
シートをドンドンと足で上映中ずーっと蹴っていたとのクレームで私しの知っているラッパーのユーザロックにそっくりな御仁であった。
「ヤクザ映画鑑賞後症候群」
と診断し醒めた目で「それはどうも申し訳ありませんでした。」
と一言いって事なきを得た。。。
睨む先方は私しの反撃を待っているw
真っ向からぶつかる必要はなく軽く躱すコレだ。。。
自分の機嫌は自分で取るの修行のテストは想像を超えたタイミングでくるのだと知った。
「シートなんて蹴ってねーよ!!!」なんて私しが言ったらば私しの負けだよ君。w
迷ったんだ。。。
F-11かG-11か・・・
今後はFumitoshiのFでキマりだ!!