瘀血とは一体どんな状態?東洋医学適に解説 症状 予防 筋筋膜性頭痛
オケツとは血流が悪く停滞したイメージ。
東洋医学的解説
瘀血は、脈中の血が停滞するか、脈外に出て固まったことによって起こる一連の病理変化である。
本来
血は脈中を流れ、滞る事無く脈外に漏れ出る事は無い。
しかし
何らかの原因で瘀血が発症すると
『比較的激しい固定性の痛み』循環障害、出血、腫瘤。
が
症状として現れる。
私たち按摩指圧マッサージ師に何ができるだろう?
肩凝りが原因での頭痛は瘀血の最もたる症例です。
筋緊張性頭痛は按摩で改善します。
仰臥位でのスタートを考えます。
耳を柔らかくする。耳は全身の雛形と考える。
肩凝り、腰の張りが強い患者様は耳が固いです。
ゆっくりと柔らかくして行きましょう。
頭部、頸部、肩部、
筋肉で云うと胸鎖乳突筋などの血流が良くなります
耳から頸ににかけ全体的に温かく感じてきたら首まわりの瘀血の改善が促されたと考えて良いでしょう。
自分で出来るセルフケアです。
頭皮は患者様に自覚が無いが凝っている。
内眼角なども極めて緩く押圧しても良いです。
耳の周囲には解剖学的に重要な血管も御座いますので瘀血による頭痛の改善に仰臥位スタートは有効です。
医食同源
- 7分目程度でおさえ、食べ過ぎない。ゆっくりよく噛んで食べることで、少なめに食べる[1]。
- 脂肪分や糖分の多いものは控える[1]。
- 野菜や海藻類(ワカメ、コンブ等々)をつとめて多めに摂る[1]。
- 良質の水を飲む[1]。
- よく身体を動かす(適度に運動する)[1]
- 便通を整える[1]
- コーヒーやたばこなどは控えめにする[1]。
- 過労を避ける[1]。
- 感謝の心を持ち(=ものの考え方を変えることで心理的ストレスを減らし)快眠を確保する[1]。
- 血流をよくする食材を普段から食べるようこころがける[1]。
瘀血②に続く。