【側臥位での施術】腰へのアクセス　指圧

庭石を動かそうと力んだ所、

違和感を腰に感じ、

その場は切り抜けたが翌朝、

腰部に痛みが発症して数日が経つと言う。

この患者様は五十代の男性、

です。

今回幸いしたのは寝込んでしまわなかった事です。

しかし筋疲労が激しいですので、慢性疲労が有るのは確かですので、十分な睡眠は必要です。

八時間の睡眠が必要と感じます。。。

睡眠中の姿勢を少し変えるだけで筋肉は緩みます。。。

腰部に痛みが有るのならば

側臥位（横向き）が良いと思います。。。

大の字も確かに緩みます。

が。

肩が緩み、腰部、脊柱起立筋は緊張している事もあります。。。

腹式呼吸を意識してリラックスすれば腰部脊柱起立筋も緩むとは思います。。。

しかしながら今回は急生起ですので一度の施術でどこまでその症状を軽減できるかが鍵です。。。

前回同様に足部からのマッサージ手技から施術にはいるが経穴も意識します。。。

胃経、胆経、膀胱経、腎経、肝経などに思いを馳せます。。。

これは仰臥位でスタート致しました。。。

今回の軽度のギックリ腰の場合、

とは言ってもギックリ腰、です。。。

筋筋膜性のギックリ腰です。

急生期と言っても三日過ぎており

痛いながらも活動できるのは先に書いた所の寝込んでしまわなかった事かと思います。

高齢者ですとそのまま寝込んでしまうでしょう。。。

五十代は現代においてひと昔前の四十代のパフォーマンスも求められる時代ですので

身体のメンテナンスはこれからの時代は必須な事だと思います。。。

患者様の意識もこの時代は上がってきているそんな感じです。

もともとリピーターのAさんは胃腸が弱い特徴があります。。。

故に先の消化器に関する経穴を意識します。。。

案の定に足部、大腿部の筋緊張が尋常ではないのです。。。

今回は腹部按摩は行いませんでしたが寒さが進むにつれ腹部を温めての按腹もとりいれます。。。

大腿部の筋肉、ハムストリングスはまるで筋肉がサラミのように収縮した状態で驚きました。

このような場合は指圧するよりも

把握して筋肉を全体的に緩める事が先決です。。。

腰部は側臥位が緩みます。。。

右を上にした場合、右足を前方に投げ出し、左足を後方に引き気味にすると安定し腰部、肩関節も緩みます。。。

必殺の体位かと思います。。。

これを左右３０分で一時間は充実した治療が出来ると思います。

肩頸を緩めそのまま脊柱起立筋に沿って腰部に指圧を加えて行きますが

伏臥位での垂直型の指圧と違い

横からの指圧が可能となります。。。

真上から押す事に筋肉が反発してしまう場合は緩める事ができる腰部の場合は側臥位がオススメです。。。

患者様にも就寝時など布団の中での側臥位でストレッチ効果を感じて頂きたいと思います。。。

さて

十分に下腿のマッサージを前半に入れての

側臥位の腰部脊柱起立筋への両母指圧迫のお話で御座いました。

おまけに胃腸弱が原因のプチギックリ腰に有用と思う経穴を紹介して終わりにします。

ありがとう。

感謝してます。

愛してます。

委中　BL40　足の太陽膀胱系

膝後面、膝窩横紋の中点。

主治：腰痛。坐骨神経痛。膝関節痛。

「委中」の「委」は曲がる所の意味があります。

皮下に膝窩動脈が走行しています。

膝窩動脈を圧迫し「ぱっ」と離しますと下腿にの血流を促進できます。。。腰痛の特効穴と言われています。

風市　GB31　足の小陽胆経

大腿部外側、

直立して腕を下垂し、手掌を大腿部に着けた時、

中指の先端があたる腸経靭帯の後方陥凹部。

主治：腰腿部痛。下腿外側痛。下肢の痺れ。腰痛。

筋：皮下に腸経靭帯・大腿二頭筋長頭・外側広筋。

神経：脛骨神経、総腓骨神経、大腿神経。

探して取ってみてください！！

膝裏はベッドで横になり

膝を立てての

マッサージでも気持ちいいです！！

ありがとうございました。。。