【断酒】 宣言! 人生が変わる! 肝臓の病証 東洋医学 生理機能と主な症状
お酒と言うと肝臓への負担が大きいと誰もが聞いた事があると思います。
解毒工場として肝臓はアルコールを分解して解毒して体外に出す役目を日夜活動しています。
アルコールを分解する過程で出る毒素は猛毒と聞いた事があります。
肝臓は「沈黙の臓器」と言われるように黙って黙々と働きます。
あと
「肝臓が痛い肝臓が痛い」
とはならず静かに病気を進めて行くことからも
「沈黙の臓器」
と揶揄されるのでしょう。
週に一度は休肝日と言われていますが、
私しは毎日アルコールを摂取していました。
痛くも痒くもない肝臓に甘えていたのかも知れません。
しかし、
肝臓に痛みはなくとも肝臓は生活の中でメッセージを伝えて来ます。
そのサインに気が付くか気が付かないかの差は大きいと思います。
ダルい、浮腫む、疲労感、スッキリしない、目が霞む、顔色が冴えない、目眩いがする、
などもしかしたら肝臓に負担が大きくなにやら大きな病気になる前にサインを送ろうと肝臓が囁いているのかもしれません。
今回は東洋医学的に肝の病証と機能などを紹介します。国家試験でも出題例が多い所かと思います。
(1)肝の生理機能と主な症状
疏泄を主る:抑うつ・イライラ・怒りっぽい(易怒性)などの精神症状、月経痛、乳房・腹部の脹痛、口が苦いなど
血を蔵す:月経過少・無月経・不正性器出血(崩漏)など、筋肉の痙攣・ひきつれ・手足の痺れなど筋を主る:筋肉のひきつれ・痙攣・手足の痺れなど
目に開竅(かいきょう):めまい、目の乾燥、かすみ目など②代表的な病症1)肝気鬱結 精神的なストレスを受けたり、長期にわたって気分が塞いでいると、肝の疏泄機能が失調して発症します。抑うつ・イライラ・怒りっぽい(易怒性)などの精神症状がみられます。女性においては、月経痛や乳房・腹部の脹痛を伴います。また、口が苦いなどの症状を呈します。
血を蔵す:月経過小・不正性器出血(崩漏)など、筋肉の痙攣・手足の痺れなど。筋を主る:筋肉のひきつれ・痙攣・手足の痺れなど。目に開竅(かいきょう)する:めまい・目の乾燥・かすみ目など。
1)肝気鬱血(かんきうっけつ)
精神的なストレスを受けたり長期にわたって気分が塞いでいると、肝の疏泄機能が失調して発症します。抑うつ、イライラ、怒りっぽい、などの精神症状が現れます。女性においては、無月経、乳房、腹部の脹痛(張ったようなな痛み)をともないます。また、口がが苦いなどの症状を呈します。
2)肝血虚証(かんけつけっきょ)
肝血の失調により発症します。目のかすみ、目の乾燥、など。筋肉・神経では痙攣、ひきつれ、手足のしびれなどを呈します。
肝陽上亢(かんようじょうこう)
肝腎の陰虚により、肝の陽気が高まり発症します。抑うつ、イライラ、怒りっぽいなどの精神症状が強く、目の充血、頭痛、耳鳴りに加えて腰や足に力が入らない、夜間頻尿など腎虚の症状をともないます。
独り言
症状の一覧をみると、二日酔いの症状が多々みられます。二日酔いでイライラして怠くて不機嫌で怒りっぽくなっていた自分を思い出します。もはや慢性の二日酔いでそれが体質だと勘違いしている自分です。もちろん断酒なんて考えもしていない頃の話で御座います。肝機能の低下、それも内臓脂肪による脂肪肝であったのかとも思います。内臓脂肪レベルは現在は正常値ですが、当時の私は完全に内臓脂肪レベルが高かったと思います。当時の体重が72kg。現在の体重が66kgです。断酒により食事の内容が大幅に変わりました。ローファット。これが楽なのです。
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