院長の【快適裸足生活】① 膝痛の原因 湿邪 侵襲 東洋医学
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人生の旅路は勉強の連続そして初体験の連続で御座います。
『知らない事だらけなんだと知ると知識となる』と常日頃私しは思っています。
右膝痛が始まりだしたの2021の三月の事です。
思い出します。それは増悪して行きました。通常の歩行が出来ない状態にまで増悪して行きました。
跛行(はこう)状態です。
普通に歩けない。。。
冷静に観察いたしまして
温泉療法、
超音波療法、
マッサージ療法、
などで対処致しましたが改善せず、
腫脹(腫れてきた!!)
熱感が始まりアイスマッサージを導入したが
改善せずで困憊状態。
他治療院(カイロプラティック系)で起死回生を狙うも改善はしなかった。
しかしそのカイロ系の施術所で
「裸足生活」に出会いました。裸足生活に付いては後半書き記して行きたいと思います。
そしてついに整形外科の受診を決めました。
膝関節が加齢による劣化で擦り減り起こる病気と診断されました。
とにかく腫れが引くのが重要
と
整形外科受診を決めた訳ですが炎症は抗生剤で収まりそうです。そして最早観念し膝に
直接・・・
コンドロイチン
を
注入する治療を選択しました。
これは自身の父親が膝痛を訴え苦しんでいた時がありましたが、この治療一発で改善したのを憶えていたからであります。案の定一発で治りました。
腫れたら迷わず整形外科の受診をお勧め致します。
私たち按摩指圧マッサージ師の範疇ではありません。腫れた箇所は禁忌です。
無資格施術所の方々に置きましても腫れ物には触らないを念頭に入れて下さい。
骨折の可能性もあります。さて今回の膝痛をもう一度、
東洋医学的に見つめ直してみましょう。
その時は先ず靴下を履き更にワークマンで防寒対策の靴下の上に
更に履くナイロン製のアウターで滑り止めも付いたのを導入していました。
所が冷える冷えるとにかく冷える。
更に防寒靴を履き外現場では力を発揮するのかも知れませんが治療院室に居ても足が冷えて
イマイチの防寒対策でありました。
その時、私しの中に裸足で冬を越すなんて考えられない事でした。
そして私しは理解しました靴下の重ね履きで足部に湿邪が停滞し冷え、関節痛の原因になった事を。
ムレていたのだ。
その蒸れが冷えの原因の一部であったのだ。
さて裸足生活は別途シリーズに譲るとして、、、
湿邪とはまさに湿気の事です。湿邪の悪戯に関節痛があり有名です。
湿病とは?
湿病は、湿っぽい季節や足部の蒸れが原因で発症します。その性質は重くて粘っこく、除去しにくい性質です。概して、経過が長くなり体表を侵すと、体が重だるく、関節痛や腫れを起こします。
また湿邪は脾の臓を侵し、消化器症状を引き起こします。加えて脾の水分代謝の機能が損なわれます。
体内に湿邪が蓄積し、
痰飲
を起こします。湿邪は脾を傷つけます。湿邪が裏に入ると起こる症状です。
痰飲とは?
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水液代謝が失調して発生した病証です。多くの病変を継発する病因でもあります。狭義の痰飲はいわゆる喉から出る痰のことです。今回の場合は広義の痰飲で、広く体内に凝滞した水湿の話しになります。。。