【超音波治療器とは?】 効果 骨折臨症例
超音波治療器とは?
リハビリテーション医学における超音波治療の歴史は古く。半世紀にわたり深部温熱療法として使用されています。1955年 アメリカ医学会リハビリテーション部会が推奨してから世界中のリハビリテーションの現場で広く臨床応用されています。
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超音波療法の効果
超音波は超短波や極超短波と基本的に異なり、出力されるエネルギーは機会的振動です。
①温熱効果超音波による振動が直接生体に伝播されるので熱エネルギーに変換されるために温熱効果が発生いたします。。。使用方法によりますが、皮膚表面及び1センチメートル深部で約3℃の上昇が認められます。。。
②非温熱効果 一秒間に100万回〜300万回の振動(ミクロマッサージ)があります。非温熱効果ですので急性疾患から用いる事ができます。。。これは骨折場所に使用可能という事になります。本来骨折箇所の按摩指圧マッサージは禁忌です。
立体加温(熱変換法)により、深部にお直接熱を与える事ができます。。。ホットパック、遠赤外線、温泉などの熱は皮膚表面で吸収され実は深部まで届いていません・・・脂肪を通り越して内部組織までは熱は届きません。。。超音波ミクロマッサージは非温熱ですが温まり、押す力と引っ張る力が人体に作用します。手技による手技は局部を押す事はできますが超音波療法は局部を押す作用と引く作用が同時に効果を発揮します。
超音波治療の適応
①疼痛②拘縮・癒着③筋スパズム④関節周囲炎⑤靭帯損傷⑥腫脹・浮腫⑦血流改善
※筋スパズム:「断続的に生じる一定の持続時間をもった異常な筋収縮状態」とされる.理学療法の分野では「痛みなどに起因する局所的で持続的な筋緊張の亢進状態」を指すことが多い.
超音波治療器の特徴
周波数:深達度と振動数が周波数によって異なるので部位や症状に応じて当院では選択しております。。。
●1MHz:6〜9cm 深部治療(臀部、大腿部、ハムストリングスなど)
●3MHz:2〜3cm 関節周辺部位(手指、肘、膝、足関節など)
当院の超音波治療器は世界トップレベルのBNR値、ERA値、安全性を誇ります。
LIPUSとは?
固定式低出力パルス超音波療法:従来、骨折の癒合期間の短縮を目的に使用されてきた治療法。きん年では、骨瘉合期間の短縮を目的に使用されてきた治療法。難治性骨折、新鮮骨折に対して保険適用が認められています・(当院保険診療しておりません。)近年でh、骨瘉合のみならず、軟部組織の治癒促進、骨膜炎症の抑制、軟骨再生など多岐にわたり研究が進んでいます。
LIPUSの骨折以外の臨症例
村上外科病院(岐阜)
12歳女性 第三腰椎分離症 週三回照射で一ヶ月後治癒。
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こみ整形外科(大阪)ほぼ変形生膝関節症専用で使用
関節軟骨や半月板の変性による関節炎や疼痛に効果がある。使用頻度は、週三回以上使用で一回の使用時間は十分。膝関節の疼痛を訴えて来院した患者のほとんどは一週間で疼痛消失する。骨壊死による陥没が発生している状態でも三ヶ月でほぼ回復する。院長の見解:関節軟骨が擦り減っていても、軟骨細胞の新陳代謝がよくなると、細胞が活性化し、繊維軟骨が再生されやすくなるのではないか?
増田整骨院(大阪)①87歳女性 変形性膝関節症 痛みにより歩行困難な状態で来院 10回照射後 疼痛消失 自力歩行可能②外側半月板損傷(断裂、浮腫あり)5回照射後 炎症、疼痛が軽減。③肩関節急性疼痛(上肢の挙上、外転困難、関節外側に圧痛、腫脹、熱感)一回の照射で疼痛緩和。しかし肩関節運動困難。五回照射後疼痛完全消失。可動域拡大、運動可能。
LIPUSが軟骨細胞に及ぼす研究報告
順天堂大学医学部研究チームによる発表
ラット変形性関節症モデルを用いて、LIPUSの軟骨への評価→関節組織においてLIPUS施行群が非施行群に対して軟骨細胞数の増加、軟骨基質の染色体の増加を認めた。
徳島大学、広島大学(歯科分野の研究)ブタ下顎頭軟骨の細胞に対してLIPUS照射 遺伝子発現の変化について計時的に(24h)に検討→炎症性サイトカインにより基質産生が低下した表層軟骨細胞に対してLIPUSを照射すると、基質産生回復が認められた→何骨再生に対する有効性
炎症に対するLIPUSの効果
研究報告
炎症に対するLIPUSの効果
徳島大学、広島大学(歯科分野の研究) 炎症状態の関節滑膜細胞(ウサギ)にLIPUSを照射し、その影響を検討
1、 COX-2遺伝子の発現が抑制される消炎効果
2.高分子ヒアルロン酸の合成酵素HAS2が増加
軟部組織損傷に対する治癒促進効果
東京医科大学整形外科
ラットアキレス腱モデルに対してLIPUSを照射し、その影響を検討
1. LIPUS群において早期に細胞密度の増加と線維組織の増生が認められ た→治癒促進効果
2.引っ張り強度試験による破断強度の測定において、LIPUS群は有意に強度が強まった→コラーゲン繊維の進展性増大
伊藤超短波(株)治療器を導入
料理人の時代。。。私しは酷い肩凝りに悩んでいました。。。大根の桂向き。。。骨の硬い鯛などの水洗い。。。繊細な盛り付け。。。などなど・・・料理人のプロの現場は過酷です。。。さらに接客業として品格も求められます。。。肩も凝りますw
そんな私しは帰郷し近くの整骨院に週一度のペースで治療に行っていました、、、
そのあまりにも深部に効く超音波治療器の凄い効果を
料理人時代より認識していたのです・・・
まさか使用する側になるとは
思いもしませんでした。。。が。
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その整骨院の超音波治療は数分程度のものでした。
しかしピンポイントで効きました。
肩凝りの辛さは当人しか分かりません。。。既にもう何年もの間。。。肩凝りで、麻痺しているのか?肩凝りが原因の筋筋膜性の頭痛とも分からず・・・
ポッゥーとしているのが関の山でした・・・
が明らかにその整骨院の超音波治療は数分の治療でも
効果があったのです。。。
もっともっと長い時間やってほしいのですが数分(3分位)の治療でした。。。
そんな事は忘れていた事実でしたが。
リハビリテーションの授業で医療機器の勉強があり
「これだ!!これに違いない!!」と心で叫んだのが超音波治療だったのです。。。
そして「伊藤超短波株式会社」を知り即座に導入致しました。この2年間は主に自身のケアに使用していました。
按摩は日本手ぬぐいを介して直接に患者様の皮膚に触れる事はありません。。。
そこには日本人特有のマナーがあるのかもしれません。。。
しかしマシーンはノリが産業革命欧米ノリですのでそんな布切れ一枚で患者と治療家を隔たせるデリカシーなどという繊細なものは有りません・・・
直接患部皮膚とゼリー(医療用)を介して照射します。照射というと光輝くものを想像するかもしれませんが
そうではなく
500円玉ほどの面積の器具を皮膚に軽く当てるのです。
(ピンポイント用の鉛筆の細さのパーツもあります)
上記の通りの臨床効果が大学病院などの研究で立証されています。
復活按摩堂ではトータルヘルスケア80分コースでの登場となります。局所のみ10分照射も受け付けております。是非にお試しのお声がけお待ちしています・・・