【新しい世界の扉が開く】卒煙 断酒 健康増進 ニコチン離脱症状】
新しい世界の扉が開くとはオーバーな表現ですが、
なんと十代からの悪癖の喫煙に終止符を打ちました。
今回で何度目の禁煙か知りませんが、
今回は卒煙という事で、
禁煙とは違います。禁煙は失敗します。
私しは。
禁じられると破りたくなるのが
人間の習性だと考えます。
きっとそうなのです。
禁断の実を食べて地球に住んでるとでも言うのでしょうか?
キリスト教的なアダムとイヴな感じでのお話ですが。
人間とはそんなモノではないでしょうか?
卒煙は卒業です。
ああーありがたい、自分の身体、肺呼吸が出来て、週に一度はプールで泳ぐ事も出来ている肺の機能は正常なものだ。ありがたい。
私しは按摩指圧マッサージ師になるために勉強いたしましたがその過程で松本市の信州大学の医学部の解剖室で実習がありました。
三年間で2回の解剖実習です。
緊張いたしました。
が、
それも直ぐに慣れました。
解剖室はホルマリンの臭いが充満しており鼻を突きます。
しかし嗅覚の順応は早くて有名ですが直ぐ慣れます。
そしてご遺体は直ぐに解剖学的興味に入れ替わりました。
恐怖は無い。
その時に思ったのは恐怖とは赤い血液なんだと。
感じた。
スプラッタムービーこそが人間が感じる恐怖なのだ。
包丁で手を切ってしまった時に滲み出る血液に恐怖を覚えないのであればどうであろう?
大怪我をして血液がダダ漏れしているのに
ニコニコして散歩に出かける事など出来ないであろう。出血が、赤い血液が、
細胞レベルで脳に恐怖と危機を伝えるのだ。
その血液が無く、ホルマリン洗浄されていると恐怖は無い。
男性器だろうが女性器だろうが脳だろうが心臓だろうが肝臓だろうが大腿骨だろうが肩甲骨だろが血液がないので標本と化します。
肩甲骨は想像以上に小さくて驚いた。
手のひらに肩甲骨を乗せたのだ。
これが血まみれの肩甲骨ならばホラーだが
ホルマリン洗浄されていれば標本なのです。
ご遺体はご自身の希望で医学の発展のために最後の最後まで地球の為にならんとした先輩がたです。
感謝しかありません。
その解剖実習で、喫煙者と非喫煙者との
肺は誰でも一目瞭然です。
喫煙者の肺は真っ黒です。
こんな時まで後身の医療発展の為の標本にまでなって見せて下さった!喫煙者の肺は真っ黒でした。
その時私し五十歳です。
六年前に卒煙の意思が芽生えたと思います。
しかしながらこのタバコってやつは中々に止めれないのです。
先ずは止める理由が無いのです!!
そう思わされているのですが気がつきません!!!
故に来る日も来る日もタバコに火を付け
ぽけ〜としているという訳です。
きっかけは色々ですが止める理由を見つけましょう!!それが卒煙の第一歩なのです。
私しの青春期とでもいうのでしょうか、
漫画、雑誌、映画、テレビドラマなど喫煙シーンに溢れていました。
父親も当時は喫煙者でした。
好奇心にまかせ私しもタバコに火を着けたのでしょう。
父親はいつの日かキッパリと卒煙したのも覚えています。
現在卒煙した私しは父親もニコチンの離脱症状を乗り越えた同胞なのだと嬉しさを感じます。
それほどにニコチン離脱症状はキツいです。
一週間はイライラ、不安感、吸いたい欲求に苛まれ、我慢している方がストレスで身体に悪いのではないか!!と思わせてきます。
タバコに火を着ければ先のイライラ、不安感は約6秒で無くなり落ち着きます。
しかし肺は真っ黒です。
ニコチンの中毒性は精神的依存です。身体的にはなんら影響を与えません。
吸っても幸せになる事はありません。
ニコチンは心に小さな不安を植え付けるだけです。
その小さな不安はニコチンが体内から離脱されると発現するようにセットされているのです。
ゆえに元々あった訳でも無いニコチンの作用に翻弄されていると気がつくには約一週間ほどの離脱症状からくるイライラ、不安感、不満足感などと向き合う必要があるという事です。
その一週間を過ぎますと
吸いたい吸いたい欲求
は
低減します
さて
一年も下手すれば十年もタバコを吸っていなかった人が悲しい出来事で
またタバコに火を着けてしまうと言う事実です。
精神的な依存の深さを感じます。
が
禁煙では無く卒煙ですのでどんなに悲しいい事があってもタバコが悲しみを超えるのに有効だとは考えません。
タバコに悲しみを乗り越えさせる成分は含まれておりません。
悲しみを乗り越えるのは自分自身でございます。
ニコチンはそんな一瞬の心の隙間に入り込んでくる麻薬です。
肺は真っ黒になります。
そもそも体に害などなく歴史も古くインディアンなども愛用していただとかとにかく肯定してタバコを吸っていましたが、一体いつまでタバコを吸い続けるのだろう?という
素朴な疑問から私しは卒煙いたしましたがなんといってもこの仕事。按摩指圧マッサージ師として健康を予防医学を提唱する立場である以上は卒煙は当たり前の事なのかもしれません。
現在30%の方々が喫煙されているようです。
28%というデータもあります。
数十年前まで40%を超える喫煙率でしたがWHOなども世界禁煙デイなど言い出して
世界規模で喫煙率は下がっているのは現状なのかもしれません。
何のためにタバコを吸うのか?
もしかしたら・・・吸わされている・・・メディア戦略にハマっている・・・ニコチン中毒・・・
卒煙で思う事を今後も書いていきたいです。
差し当たり卒煙でのメリットを一つ・・・
食べ物が美味しいです。水が美味しいです。
空気が美味しいです。
これは素晴らしくイイ事ですよ!!
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